スタッフインタビュー

理学療法士 Y.Mさん

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入職のきっかけ

もともと病院に勤務していましたが、退院後の患者さんがどんな生活を送っているのか、ずっと気になっていました。また、病院では患者さんと関わる期間が短く、もっと長く関わりたいという思いがありました。そんな中、訪問リハビリという分野に興味を持ち、入職することを決めました。

仕事内容

理学療法士として、1日3〜5件ほど利用者さんのご自宅を訪問し、1件あたり40~60分間のリハビリを実施しています。また、ケアマネジャーや看護師、ヘルパーなど、利用者さんを担当する各分野の職員が集まっておこなう会議にも参加します。利用者さんの状態について各事業所との情報共有もおこないます。リハビリは利用者さんと関わる時間が長いので、コミュニケーションを通じて、願いや思いをたくさん聞くことができます。そうした声をしっかりと共有し、より良いサービス提供に生かしています。

仕事のやりがい

訪問リハビリでは、実際に利用者さんのご自宅でリハビリをおこなえるため、より実践的な動作確認ができるのが魅力です。病院勤務の時にはあまり考えなかった、その日の天気や湿度の影響、また生活の中で見つけた知恵や工夫を生かす場面が多いのも楽しいところです。例えば、歩行器を嫌がる方でも、椅子を使った歩行練習には前向きに取り組んでいただけたりします。こうした生活の中の工夫を通して、日常の転倒などを予防できるのではないかと考えています。

1日のスケジュール

8時30分までに出勤し、平和会クリニック全体で朝礼をおこなった後、リハビリチームで朝礼をおこないます。その後、訪問準備をして出発。9時30分頃から午前中は最大で3件訪問し、12時30分頃事務所に戻り1時間お昼休憩をとります。午後も14時頃から3件ほど訪問します。17時に帰社後、その日訪問した利用者さんの状態や介入した内容などの記録を入力し、17時15分に終礼、17時30分に退社します。残業はほとんどありません。

大変だなと思うこと

1人で訪問するため、万が一利用者さんに何かあった場合など、緊急事態が発生した時の対応が難しいと感じることがあります。いつも緊急時を意識し、身を引き締めています。
また、利用者さんとの信頼関係を築くのも大切です。フレンドリーな方もいれば、警戒される方もいるので、 最初は様子を見て信頼関係を築いてから、こちらからの助言はおこなうように心がけています。さらに、自分が休みを取りたい時は、利用者さんのスケジュールを確認して、上手く調整する必要があるので、少し大変です。しかし、時間単位年休制度があるので、急に休まなければならない時でも助かっています。

入職前後にギャップを感じたことは?

リハビリの仕事そのものには大きなギャップは感じませんでしたが、病院勤務と違って訪問では天候に左右されることを実感しました。夏は暑く、冬は寒いのは当然ですが、車の安全運転に加えて、渋滞や天候の影響も考慮しながら、訪問の時間配分を考えています。

職場の雰囲気

とてもアットホームな雰囲気の職場で、職員同士の連携が取りやすく、相談もしやすい環境です。ウォーターサーバーや冷蔵庫などの設備も整っており、働きやすさを実感しています。

入職を検討されているみなさんへ

1人での訪問に不安を感じる方もいるかもしれませんが、利用者さんのご自宅で実践的にリハビリをおこなえるのは大きな魅力です。また、入職後には充実した教育体制が整っており、平和会の各事業所を見学したり、先輩に同行しながら少しずつ慣れていけるので安心です。訪問リハビリ未経験の方でも安心して働ける環境ですので、少しでも気になる方は、ぜひ一度、見学にいらしてください。