スタッフインタビュー

ケアマネジャー H.Oさん

IMG_0500

入職のきっかけ

もともと看護師として病院勤務をしていましたが、夜勤が多く、子どもが生まれてからは子育てと仕事の両立が難しく感じるようになりました。そこで、家族との時間を大切にできるワークライフバランスを求めて転職を決意しました。在宅での看護に興味があったことから、訪問看護の仕事ができる平和会に入職しました。現在は看護師としての経験を生かしつつ、知識をさらに広げるため、ケアマネジャーとして新たなキャリアに挑戦しています。

仕事内容

介護が必要な利用者さんお一人おひとりが、ご自宅で安心して生活できるよう、「こんなサービスがありますよ」「このサービスを使えばもっと楽になるかもしれません」といった提案や調整をおこなっています。また、ターミナル期の方が「家に帰りたい」と望まれた時に、在宅生活がスムーズにいくよう支援するのも大切な役割です。具体的には、介護に関する相談対応、介護保険の申請手続きの代行、ケアプランの作成、医師や関連事業所との連携・調整などを担当しています。

仕事のやりがい

自分がした提案やサポートが、利用者さんとご家族にどういう影響を与えているか、その評価を肌で実感できるのがこの仕事の魅力です。例えば、「うまくいったな」と感じたときはその喜びが直に伝わりますし、逆に「もっとこうすれば良かったかな」といった反省もすぐに自分に返ってきます。訪問先で利用者さんやご家族と接し、反応を身近に感じながらおこなうこの仕事に、大きなやりがいを感じています。

1日のスケジュール

私は8時30分から16時30分まで、パートタイムで働いています。朝礼終了後、午前と午後に約2件ずつ利用者さんのご自宅を訪問します。その合間に、担当者会議に参加したり、提案したサービスとその反応を記録します。月に1回必ず利用者さん宅を訪問するため、その日程調整や台帳の整理、各種介護サービスの利用調整もおこないます。定時で退社し、ワークライフバランスの取れた働き方ができています。

大変だなと思うこと

利用者さんとそのご家族の意向が異なるとき、どのように調整して双方に寄り添わせていくかが難しく、その仲介役になる場面で大変だなと感じます。また、こちらからの提案がうまく伝わらず、もどかしい思いをすることもあります。解決策がすぐにないため、タイミングを見計らいながら根気強く提案を続け、少しずつ理解を得ていくよう心がけています。じっくり向き合いながら進めることで、信頼関係を築いています。

入職前後にギャップを感じたことは?

ギャップというよりも新たな発見に近いですが、ケアマネジャーの仕事は介護そのものにとどまらず、家族間の調整や経済面の相談に乗ることもあります。もちろん全てのケースに当てはまるわけではありませんが、必要に応じて幅広い支援を提供することが求められます。ケアマネジャーは、利用者さんとそのご家族により深く寄り添う職種なんだと実感しました。

職場の雰囲気

未経験からケアマネジャーになったので、実践してみて、「わからない」と感じることもたくさんあります。そんなとき、事務所で「これ、どうしたらいいのかな」と独り言をつぶやいていると、誰かがすぐに「それならこうしたら?」とアドバイスをくれる雰囲気があります。また、週に1回の会議では情報交換の場が設けられており、悩みや新しい知識を共有しながら助け合っています。頼れる先輩や仲間に囲まれ、関係性もとても良く、働きやすい職場です。

入職を検討されているみなさんへ

自分のライフスタイルに合わせて働くことができるのが魅力の一つです。また、平和会は多角的な職場です。事業所の垣根を越えて多職種が連携しているため、ケアマネジャーや訪問看護、訪問リハビリなど、幅広い専門領域に触れることができ、将来のキャリアパスが開ける環境です。私も平和会に入職していなければ、ケアマネジャーになっていなかったと思います。介護保険などの勉強会も定期的にありますし、様々な職種と横のつながりがあるので、キャリアアップを目指す方や未経験の方もぜひ挑戦してみてください。